ザ・ベルギービールを飲んでもらおうと ビアバー ランビックへ行った~~ [ベルギービール]
梅雨明けはまだのようですが、蒸し暑い日が続くようになり、キンキンに冷えた
ビールが美味しい季節がやってきました。
7月某土曜日、午後から会合、一緒に出席したいつもDVDを作っていただいてる医局の先輩Mと、
この日午後代診していただいたTも合流して、名古屋にやっと出来たビルギービール
専門のビアバー ランビック へ行ってきました。この店の名前 BELGIAN BEER BAR Lambic、
ベルギーのビール飲む店は ビアカフェと呼ばれますので BEER CAFE とした方が
らしいと思うのですが、、、。
先日ビアテイスターの試験を受けたことをここにアップしましたが、
ベルギービールはそんな試験のことなんかお構いなし、全く独自の
世界を作っています。
大きく10種くらいに分けられるベルギービールの中で
もっとも個性的、ベルギーならではのビ-ルがランビックビールです。ビールは
選び抜かれた酵母を培養してそのビールならではの味を作るのですが
(アサヒスーパードライが大ヒットしたのもいい酵母に巡り会ったからでしょうね)、
ランビックビールは、その土地の自然酵母を使って作られています。ブリュッセル南部の
ペヨッテンランドと呼ばれる地域に生息する?自然酵母を使って造られたビールだけが
ランビックビールと呼ばれます。
ランビックビールは、瓶内2次発酵で熟成されるため、ふたがワインの様にコルクである
ことも大きな特徴です。
ここにあったレーンベーク村にかつては40以上の醸造所があったそうで、私が
よく行く蟹江のビアカフェ レーンベークもここから名前がとられていて、いかに
ランビックビールがベルギービールの代表選手かと言うことが、この2つの店の
名前を見てもわかります。
酒飲みMとTにザ・ベルギービールとも言うべきランビックビールを飲ませること
がこの日の一つの目標でした。
まずは普通のベルギービールから。
ステラ・アルトワ。ベルギービールらしからぬピルスナー。まずはのどを潤して。
続いてデランケ醸造所の傑作 XXビター 。スペシャルビールに分類される
エールビール。
このビールもホップの苦みがきいて比較的日本で飲むビールに近い味わいです。
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ。 レッドビールと分類されるビール。オーク樽で
2年近く熟成されパッションフルーツやブラックチェリーのような香りと酸味だあり、
ビールのスパークリングワインだと私はレッドビールをかねがね思っています。
先日、限定品を2種類ほど飲みました。
実はほんとに美味しいレッドビールには中々出会えないようです。
この後もヒューガルテン、レフ、デュベルなどを飲み、いよいよお二人に
ランビックビールを。
残念ながら写真がどちらもピンぼけでアップ止めようかと思いましたが、一応載せて
おきます。
Mにはこれぞランビック、カンティヨン・グースを
Tにはカンティヨンよりはビールらしい リンデマンス・グースを。
2人とも結構飲んでましたから、もう何飲んでも一緒かと思いましたが、とくにMは
絶句してました(笑)。
初めてベルギービール飲む人にカンティヨン飲ませるとたいていベルビービール嫌いに
なると言うランビックの中のランビック。ベルギービール講座の三輪先生は最初だめでも
だんだん病みつきになると言われるのですが、ほんとかな~~。
案外ビールだめな人の方が無抵抗に飲めると思います。
最初に載せた写真がカンティオンですが、この店で飲んでるグラスはオリジナルグラス
です(ぼけて解りませんが)。
ランビックをゆっくり飲んで、口直しに
デ・コーニング。アントワープ市内唯一の地ビール。スペシャルビール。
ピンボケになってしまいましたが、ヒューガルテンホワイトの生みの親、
ピエール・セリスが復活させたホワイトビール、セリス・ホワイト。セリスの樽生を
撮すと不思議にピンぼけになります。
3人で飲んだビールのうちの一部です。全部一人で飲んだわけではありませんので
念のため。
ここの料理は、アイリッシュパブでもなく、ドイツ風ビアバーでもなく、ベルギーの
ビアカフェをイメージしてると思われ中々美味しいです。
1つだけ珍しい物を。
イベリコ豚、パルマ豚と並んで世界3大生ハムの一つハモンセラーノの生ハム。
土曜日の夜だというのにすいており、雰囲気も上々、通いそうです。心配は店が
なくなることだけ。
土曜日だというのに、もう1軒だけ寄ってその日のうちに帰宅。
翌日、日曜日は大阪梅田で講習会。3時に終了。そのまま帰るには
もったいない時間。新阪急ホテル近くにあるベルジャンビアカフェ ドルフィンズへ。
樽生が5種類。久々にゲストビールのベデット・エクストラホワイトを選択。
ホワイトビールはやっぱりうまい。
ベルギービールの楽しみの一つがすべてのビールにオリジナルグラスが
有ること。
頭上には数あるベルギービールグラスでも人気ベスト3の一つ、幸せの
シンボルピンクの像がかわいいデリリウム・トレメンスのグラスが。
早速次は その デリリウム・トレメンスを。
デリリウム・トレメンスの意味はオランダ語で「アルコール中毒による震え」。
ラベルの動物は像→クロコダイル→ドラゴン→鳥の順に酔うと幻覚が
現れるという意味。
当然まだ飲めましたが、大阪で酔うと危険がいっぱい、新大阪から
50分で名古屋、ちょうど熟睡する頃、乗り越したら次は新横浜ですからね、、
2杯で止めて帰路につきました。
さて、この中で今夜のビールを選びます。
やはりランビックのこれでしょう。
最初の写真のカンティヨンです。
銘柄名 CANTILLON Gueuze
国名・地域名 ベルギー
発酵方法 分類不可能
メーカー名 カンティヨン醸造所
スタイル ランビック
アルコール度数 5%
特徴、評価、感想
日本のラガーをイメージして飲むととんでもないことになります。
これほど個性を持つビールは2つとありません。
強烈な酸味は一度飲めば忘れられません。
機会があったら是非一度チャレンジして下さい。
これぞベルギーのランビックビールです。
値段 735円
入手ルート 木屋さんなどで簡単に入手可能。
ビールが美味しい季節がやってきました。
7月某土曜日、午後から会合、一緒に出席したいつもDVDを作っていただいてる医局の先輩Mと、
この日午後代診していただいたTも合流して、名古屋にやっと出来たビルギービール
専門のビアバー ランビック へ行ってきました。この店の名前 BELGIAN BEER BAR Lambic、
ベルギーのビール飲む店は ビアカフェと呼ばれますので BEER CAFE とした方が
らしいと思うのですが、、、。
先日ビアテイスターの試験を受けたことをここにアップしましたが、
ベルギービールはそんな試験のことなんかお構いなし、全く独自の
世界を作っています。
大きく10種くらいに分けられるベルギービールの中で
もっとも個性的、ベルギーならではのビ-ルがランビックビールです。ビールは
選び抜かれた酵母を培養してそのビールならではの味を作るのですが
(アサヒスーパードライが大ヒットしたのもいい酵母に巡り会ったからでしょうね)、
ランビックビールは、その土地の自然酵母を使って作られています。ブリュッセル南部の
ペヨッテンランドと呼ばれる地域に生息する?自然酵母を使って造られたビールだけが
ランビックビールと呼ばれます。
ランビックビールは、瓶内2次発酵で熟成されるため、ふたがワインの様にコルクである
ことも大きな特徴です。
ここにあったレーンベーク村にかつては40以上の醸造所があったそうで、私が
よく行く蟹江のビアカフェ レーンベークもここから名前がとられていて、いかに
ランビックビールがベルギービールの代表選手かと言うことが、この2つの店の
名前を見てもわかります。
酒飲みMとTにザ・ベルギービールとも言うべきランビックビールを飲ませること
がこの日の一つの目標でした。
まずは普通のベルギービールから。
ステラ・アルトワ。ベルギービールらしからぬピルスナー。まずはのどを潤して。
続いてデランケ醸造所の傑作 XXビター 。スペシャルビールに分類される
エールビール。
このビールもホップの苦みがきいて比較的日本で飲むビールに近い味わいです。
ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ。 レッドビールと分類されるビール。オーク樽で
2年近く熟成されパッションフルーツやブラックチェリーのような香りと酸味だあり、
ビールのスパークリングワインだと私はレッドビールをかねがね思っています。
先日、限定品を2種類ほど飲みました。
実はほんとに美味しいレッドビールには中々出会えないようです。
この後もヒューガルテン、レフ、デュベルなどを飲み、いよいよお二人に
ランビックビールを。
残念ながら写真がどちらもピンぼけでアップ止めようかと思いましたが、一応載せて
おきます。
Mにはこれぞランビック、カンティヨン・グースを
Tにはカンティヨンよりはビールらしい リンデマンス・グースを。
2人とも結構飲んでましたから、もう何飲んでも一緒かと思いましたが、とくにMは
絶句してました(笑)。
初めてベルギービール飲む人にカンティヨン飲ませるとたいていベルビービール嫌いに
なると言うランビックの中のランビック。ベルギービール講座の三輪先生は最初だめでも
だんだん病みつきになると言われるのですが、ほんとかな~~。
案外ビールだめな人の方が無抵抗に飲めると思います。
最初に載せた写真がカンティオンですが、この店で飲んでるグラスはオリジナルグラス
です(ぼけて解りませんが)。
ランビックをゆっくり飲んで、口直しに
デ・コーニング。アントワープ市内唯一の地ビール。スペシャルビール。
ピンボケになってしまいましたが、ヒューガルテンホワイトの生みの親、
ピエール・セリスが復活させたホワイトビール、セリス・ホワイト。セリスの樽生を
撮すと不思議にピンぼけになります。
3人で飲んだビールのうちの一部です。全部一人で飲んだわけではありませんので
念のため。
ここの料理は、アイリッシュパブでもなく、ドイツ風ビアバーでもなく、ベルギーの
ビアカフェをイメージしてると思われ中々美味しいです。
1つだけ珍しい物を。
イベリコ豚、パルマ豚と並んで世界3大生ハムの一つハモンセラーノの生ハム。
土曜日の夜だというのにすいており、雰囲気も上々、通いそうです。心配は店が
なくなることだけ。
土曜日だというのに、もう1軒だけ寄ってその日のうちに帰宅。
翌日、日曜日は大阪梅田で講習会。3時に終了。そのまま帰るには
もったいない時間。新阪急ホテル近くにあるベルジャンビアカフェ ドルフィンズへ。
樽生が5種類。久々にゲストビールのベデット・エクストラホワイトを選択。
ホワイトビールはやっぱりうまい。
ベルギービールの楽しみの一つがすべてのビールにオリジナルグラスが
有ること。
頭上には数あるベルギービールグラスでも人気ベスト3の一つ、幸せの
シンボルピンクの像がかわいいデリリウム・トレメンスのグラスが。
早速次は その デリリウム・トレメンスを。
デリリウム・トレメンスの意味はオランダ語で「アルコール中毒による震え」。
ラベルの動物は像→クロコダイル→ドラゴン→鳥の順に酔うと幻覚が
現れるという意味。
当然まだ飲めましたが、大阪で酔うと危険がいっぱい、新大阪から
50分で名古屋、ちょうど熟睡する頃、乗り越したら次は新横浜ですからね、、
2杯で止めて帰路につきました。
さて、この中で今夜のビールを選びます。
やはりランビックのこれでしょう。
最初の写真のカンティヨンです。
銘柄名 CANTILLON Gueuze
国名・地域名 ベルギー
発酵方法 分類不可能
メーカー名 カンティヨン醸造所
スタイル ランビック
アルコール度数 5%
特徴、評価、感想
日本のラガーをイメージして飲むととんでもないことになります。
これほど個性を持つビールは2つとありません。
強烈な酸味は一度飲めば忘れられません。
機会があったら是非一度チャレンジして下さい。
これぞベルギーのランビックビールです。
値段 735円
入手ルート 木屋さんなどで簡単に入手可能。
2009-07-26 18:31
nice!(54)
コメント(27)
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yutakamiさんへ
早々のniceありがとうございました。
by aranjues (2009-07-26 18:39)
強烈な酸味、試してみます!
ラベルも楽しいですね。
by a-takaki (2009-07-26 18:42)
ビールの写真が10枚以上、
見ているだけで幸せな気分になります♪
個人的にはレッドビールと言うのがおいしそうかな~。
ランビックは、一度挑戦する価値がありそうですね!
by ひょう (2009-07-26 20:41)
ビールを極めていますね。
by SilverMac (2009-07-26 21:21)
酸味の強いビールですか、飲んでみたいです
by yanasan (2009-07-26 21:42)
グラスもビールの濁り具合もおいしそうですね!
by Krause (2009-07-26 21:42)
なかなか凄い名前のお店、ランビックの飲み比べとかやってみると
面白いかもしれないですね(^^)
by zelkova (2009-07-26 23:01)
これからの季節はビールはたまりませんね~~^^
by 暇なフォトグラファー (2009-07-26 23:15)
おはようございます。
どのビールも魅力的で美味しそうですね。
順番に飲んでみたくて堪らないです。
by kaoru (2009-07-27 08:16)
あ!このお店。
行く計画を立ててます(^^)
もしかしてお会いしちゃうかもですねぇ~♪
それにしてもたくさん種類がありますね。
どれにしようか迷ってしまいます;;;;
by ゆっきぃ (2009-07-27 10:23)
ベルギー・オランダの旅は家内が具合悪くなって、間際にキャンセルでした。なので行ってベルギービールを堪能したいです。
by 旅爺さん (2009-07-27 10:34)
じめじめムシムシの毎日ですが、ビール日和と思うと嬉しい毎日ww
いろんなビールを飲み比べると、ペースが速くなってけっこうあとから大変ですww
by HAL (2009-07-27 14:22)
こんにちは(^^)
素敵なお店ばかりご存知で羨ましいです!
日本のビールは苦手なものが多いですが
外国のビールはいけるものが多いので飲んでみたいです♪
by 雪洞 (2009-07-27 16:40)
最近、毎日、ビールのトマトです。。(^^;)。。たまには違ったものを。。
by 水郷楽人 (2009-07-27 17:09)
どれも美味しそうです。
梅田にあるのですね。
今度行ってみます。
by nyankome (2009-07-27 20:32)
日本で、ゆっくり美味しいビールと美味しい料理が食べたくなってきました。
by ベアトラック (2009-07-27 21:33)
ビールにハモンセラーノ、美味しいでしょうね~
by 雅 (2009-07-27 23:24)
昨年、ブラッセルのグランプラスで飲んだベルギービールを思い出しました!
と言いながら、あまり飲めない私にはホンマに猫に小判でしたが・・・。(汗)
by がま親分 (2009-07-27 23:31)
デリリウム・トレメンスは少し前まではなかなか手に入らなかったけど、最近普通に買える様になりましたね。この酩酊したピンクのゾウのグラス、めっちゃ欲しいです~(笑)。生産者が潰れてここが買い取ったハズのパラノイアって銘柄を1度飲んでみたいのですが、aranjuesさんはお飲みになったこと、ございますでしょうか?。
by yk2 (2009-07-27 23:41)
ベルギービールガイドブックの記事ですね。これから夏の必携版(笑)
ビールの名前のグラスで出てくるのは、いいですね。飲んでるうちに名前が覚えられるかも。でも、カンティヨンはオリジナルグラスがなかったから、シメイ、逆向きに、なんですね。アネモネのような赤い花に小便小僧のラベル、覚えておきます。
そう、ハモンセラーノは、昨年初めて食べたけど、おいしいですね。
東京駅のそばに「アントワープ・セントラル」っていうビアカフェがあって、
この間は、ヒューガルテンのホワイトと何かの樽生を飲みました。レッドビールもそこなら置いてるかな、と思うので、また行ってみます。
by TaekoLovesParis (2009-07-28 00:21)
ベルギービール、美味しいですよね。
by こうちゃん (2009-07-28 14:05)
昨日女房殿冷えたビールを一人飲んでいました。
by U3 (2009-07-28 17:16)
ビール、いつになれば飲めるかしらw
羨ましいです!
by フェイリン (2009-07-28 17:40)
グラスが逆さだとタバコの煙が溜まりそうですね。
と、小学生のころから思っていました
by カイト(^^) (2009-07-28 23:03)
カンティヨンのラベルが可愛すぎるわ。
ベルギー人ってお茶目なんですね。
by りんりん (2009-07-29 00:35)
ハモンセラーノの生ハム、美味しそう♪
ビールってすごく奥が深いのですね
by sak (2009-07-30 02:21)
ベルギービールが大好きなんだけど、たぶんまだまだそのほんの入り口にいるわたしなんだろうなあと読みながら思いました。
それにしてもいつも疑問に思うのはどうしてベルギービールはそれぞれ全く形の違うグラスなんでしょう。 同じでもいいのにと思うんだけど。
by バニラ (2009-08-03 22:25)