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釜山へ [お気軽皮膚科診療所]

10月第2週の始めは、スタッフと恒例の秋のプチ海外旅行、ここ数年3泊4日で3つの中国を
巡ってきました。中国本土はもうたくさんということになり、近場の主なところは一通り回ってしまった
ので、久しぶりに韓国に戻り一人しか行った人のいない釜山へ行くことになりました。

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感染性胃腸炎、、、(-_-;) [お気軽皮膚科診療所]

 近頃ニュースにもなっているノロウイルスが原因と思われる感染性胃腸炎、しっかり経験しました(^_^;)

 3馬鹿の会から2日後の月曜日、朝はいつものごとく何事もなく出勤、ところが11時頃から身体がだるく、むかむかとちょうど二日酔いの時のような吐き気を自覚、次第に悪化、昼休みの頃には下痢に微熱、吐き気に腹痛、。それでも少し休んで手術を2件、午後診も倒れずこなしたものの、自宅へ車運転して帰るのも不安なほどのもうろう状態となりました。

 日頃、鋼鉄の胃を自負してて腹をこわすなんて事はほとんど経験無いのですが、結局それから丸2日、ほとんど何も食べず(食べてもすべて吐くような状態)、お粥を少しすする程度。アルコールは月曜日から金曜日まで、何と、、5日間、一滴も飲まず。おそらく大学卒業後のアルコール休止期間としてはダントツナンバーワンだったと思われます。今までいかに胃腸が健康だったかの証です(^_^)。晩酌と寝酒と一日2回飲まないと眠られなかった日々が嘘のよう、このままアルコール断ち、しようと思えば出来そう(苦笑)。まあアルコール断ちする気はありませんが、寝酒の回数は減らそうと、今のところ(ここ重要)思っております。

 感染性の病気になったとき、いつも思うことがあります。患者さんにとっては、病気をおして診察した方がいいのか、感染しないように休診した方がいいのか、、。診療所を始めて以来10年余り、旅行や学会などで前もって掲示を出して休診にしたことは何度もありますが、病気で診療を休んだことは一度もありません。風邪、骨折、二日酔い(苦笑)、ウエイトトレーニングに励んでいるのに案外華奢(苦笑)で、年に何度か体調を崩しますが、「うつされたらどうしてくれる」という罵声を浴びることは覚悟の上で座薬で熱を下げながらでも休まず診療していきました。今のtころ、診療を休め、、という合唱は巻き起こっていませんので、今後も病気休診はないように頑張ろうと思っています。

 さて、5日間アルコール断ち後、昨夜は診療所の忘年会。場所は毎年恒例の四季膳 和びすけ。。毎年何処がいいと従業員に聞くのですが、答えは同じ。。ただ今年違うのは、お造りだけはてっさにして、途中は鍋も含めてふぐとくえを半分の人数分ずつにしてもらい最後の雑炊はそのときの調子でどちらかに決めると、両方を少しずつ味わえるように頼みました。。(何十年来通ってるとこういう無理も笑って引き受けていただけました(^_^))。

 

天然物のトラフグのてっさと白子焼き、、何度食べてもこの食感はたまりません。

 

 

これも欠かせない唐揚げにひれ酒。

 

 そして、さそすがのふぐもかなわない、鍋ではかねがね一番おいしいと思ってるくえ鍋。。白身なのに脂がのって、かといってくどくもなし。。

 

どちらの鍋で作ってもらおうか少しだけ迷いましたが、やはり雑炊は王道のふぐで。。

一年、スタッフのお陰で大きなトラブルもなく今年も無事に忘年会を迎えることが出来ました。。。それにしても1年が早いわ~~。

全員食べ過ぎて少し腹ごなしに、ダーツバーへ。ビリヤードの方が腹ごなしになるだろうと15年ぶりくらいにビリヤードを。

最初は9ボールのルールもみんなで思い出しながらでしたが、3ゲーム目くらいにはらしいところにボールが行き始め、マッセの真似までやり出す人も。1時間くらい、飲みながら大騒ぎでビリヤード。飲みながらやるゲームって楽しいものです。

 最後に代診の城医師と二人で今夜も紙音へ。ここへ、よく行く大須の料理屋「傳」の大将があとから来て妙に話が弾んで3時近くまでこちらでも大騒ぎ。マスター三輪さんに、紙音は品がいい店だったのにいつからこうなったの、と言ったら、今夜3人で品を下げてるだけじゃないですか、、とのこと(^_^;)。こんな調子で、忘年会は深夜まで楽しく進行、腹の調子も万全で残り少しの2006年も頑張れそうです。

 


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行ってきました、上海。 [お気軽皮膚科診療所]

  4日間、飲んだくれて大過なく無事帰ってきました。ただ、帰りの飛行機乗った頃からのどがひりひり、どうも風邪を土産に持ち帰ったようで、ダウン寸前のまま休み明けの大混雑をどうにかこなしました。

   上海の印象、、以下完全にネガティブな旅行記になります。、十分に楽しみ十分に堪能してきましたが、リピーターになる気は毛頭ありません。

 およそ人、車、自転車が渾然一体となり、譲り合っては前に進めない道路、、おりる人を待ってては乗れない地下鉄、かように譲り合いという言葉がない交通事情、満員の地下鉄でアイスクリーム食べながら大声で携帯で話してるのを誰も迷惑そうにも思ってない、礼儀という言葉がない街中、およそ歴史の重みを感じない街作り、、、かつて大学病院に多数の中国よりの留学生がいて、なかなか彼らの価値観を理解できなかったのですが、始めて中国本土にいってやはり僕には理解を超える国のようです。

 これで職場からは、一昨年台湾、昨年香港、今年上海と異なる政治形態で出来た3つの中国へ続けていきましたが、香港以外はもう十分です。

 上海国際空港から上海市内へは世界で始めて実用化されたリニアモーターカーでつながっています。

 なんと最高速度、431キロ、10分足らずで市内中心部に着きますが、帰りのバスでは1時間くらいかかりましたから、その速さがわかります。

  市内は近代化の真っ最中で今でも至る所に高層ビルを建てていますが、4000年の歴史を感じるような遺物は皆無、せいぜい188年代のフランスや日本の疎開地の建物、観光名所になってる寺院でも古くて200年前くらいの建物で、上海博物館にも、目玉と呼べるようなもの無し。

 外灘の夜景、これは綺麗でしたが、香港に比べると品がないかな~~。

 

上海で一番有名な店で食べた上海蟹、、これは美味でした~~。

 

上海雑伎団、8才から鍛えられて、22才で引退して後は公務員だとか。。これは無条件で楽しめました。

 観光名所、豫園の前の道の風景、2車線の普通の道路です。道の真ん中でタクシーがお客さんをおろすために止まると、そのタクシーを捕まえようとご婦人が道の真ん中へ、後ろに続くタクシーは対向車線に逆向きに停車してお客を降ろし、その後ろのタクシーは手前の客を拾うために2台のタクシーの間を無理やり抜けてきたところへ、反対からセンターラインに沿って走ってきたきた自転車が右折(というのでしょうか、、)、日本では想像も出来ない光景は至る所で繰り広げられています。4日間で交通事故直後に4回も遭遇しましたから当然事故も多いのでしょうが、保険会社どうなってるのか心配になります。

 これから上海へ行こうと思ってる人はこの記事は読まない方がいいかも、、。それにしても最後にもう一度、僕の知人にも中国ばかり何度も旅行に行く人がおりますが、どうしても理解できません。

 夕暮れの上海浦東国際空港、たぶん見納めです(苦笑)

 


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月末の支払い [お気軽皮膚科診療所]

 午前の診療中、某広告会社から電話。この忙しいときに、、、と思いながら電話をとる。

「あの~~、忙しいところ申し訳ありません。6月末の請求分が振り込まれていませんが、一度確認をお願いしたいのですが~~」

「おかしいですね、、毎月月末に電信で振り込まれているはず、、、、」

 とここまで話して、はたと気づいてしまいました。先月月末の振り込みを完全に忘れていることを、、。ぼけてました~~~。大手はいいとしても自転車操業のところもあるかもしれず、、たとえ数万円でも当てにしてる支払いがないと困るところがもしあったら申し訳ないし、、それより、診療所の収支が毎月支払いしておかないとはっきりしないし~~、さらに最悪なことに診療所は7月決算。大チョンボでした。7月月末は皮膚科のもっとも忙しいときで完全に忘れてました~~。あわててきょう振り込み手続き、、何年か前より振り込みもすべてネットでするようにしてあり、こういうときは便利ですが、ネットにしてたから忘れてしまったかも、、。反省の一日でした。

 そんなこんなできょうは3時間半ある昼休み完全につぶれ、珈琲の無暇もなく、VHO-オストホルストシュラングによる巻き爪矯正一人、ひげの脱毛一人、フォトフェイシャル一人、手術一人こなして午後診に突入。。さすがに疲れてビール飲む気力もなし、、ほんとに疲れた~~

 


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レセプト [お気軽皮膚科診療所]

レセプト、診療報酬明細書、、聞いたこと有りますか?

月が変わり、我々医療関係者は毎月、月初めにレセプト整理というまさに生きる糧を得る為の作業を行います。

 今の医療保険の自己負担はだいたい3割、診療した場合、3割はそれぞれの患者さんから徴収し、残りの7割を、国保なら市町村、社保なら健康保険組合や、政府に請求すます。その請求のため、毎月、患者さん一人一人にどんな処置、検査、治療をしたか、事細かく、1枚の用紙に記載、その用紙をそれぞれ加入保険先へ提出して、残りの七割の費用を得るのです。

 この用紙のことをレセプトといい、月末最後の診療が終わり次第、その月に受診した患者さん全員のレセプトを作成します。といっても今は大多数の診療機関にはレセプトコンピューターが導入されており、我が診療所でも終了と同時に事務の女性がプリントアウトを開始、翌日朝には机の上にレセプトが一応完成して並んでいます。

 事務処理を簡素にするためレセプトの電子化請求が進められていて、我が診療所もFDで提出していますが点検を画面でする気にならず、プリントアウトして1枚ずつ点検しています。

 診療内容を毎回入力しているわけですが、病名が抜けていたり、施行した処置が入力されていなかったり、何例かは必ず見つかります。それを入力し直し、全部の総括表を作り、やっと完成。この作業を毎月月初めに繰り返しています。FDですから、枚数を数えたり、保険者ごとに閉じたりという作業からは解放されましたが、結構大変な作業です。

 このレセプト、国保は国保連合会、社保は診療報酬支払基金に提出され、今度はそこで1枚1枚診療の内容の整合性につきチェックされ、さらに専門医が医学的立場から再チェック、問題のあるレセプトは診療機関に返戻され、チェックを通過したレセプトは、支払い側、市町村や保険組合、政府に送られます。そして支払い側でまたもやチェック、問題と思われるレセプトは国保連合会や支払基金に戻され、もう一度審査します。

 こうしてそれぞれの医療機関に残りの医療費が払い込まれます。

 今は電子請求を進めている段階ですが、最終的には請求業務をすべてオンラインにする事になっています。若い世代は問題ないでしょうが、年配のDRがちゃんと対応できるか、かなり疑問ではあります。きょうは水曜日、一気に点検を片付ける予定ですが、予定通り進むか~~。

 夜は亀田興毅のタイトル戦、格闘技ファンとしてはどの程度世界に通用するか見ないわけにはいかないので、それまでにかたが付くか


 


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お気軽症例検討会 [お気軽皮膚科診療所]

 今夜は、2ヶ月に一度のお気軽症例検討会でした。

 もう5年くらい前、あまり勉強しなくなった姿に自分ながら反省し、医局時代の先輩数名と、ずっと若い病院勤めの後輩数名で症例検討会をすることに決め実行、始めたころは一年も続かないだろうと思っていましたが、想像以上に勉強になりもう5年も続いています。

 脳は次第にひからびてきてますが、少しでもほぐすにはちょうどいい空間、自然消滅とならぬようこれからも精進です

 

 

 


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仕事が辞められなくなる瞬間 [お気軽皮膚科診療所]

 連休明けで明日も休診日、朝から本格的な雨にもかかわらず外来は朝から混雑。予想はしていましたし、雨だから未だいい方だ、、などとスタッフと話しながらいつものごとく外来の診療が始まりました。

 午前の診療も半ばにさしかかった頃、面識は全くない内科Drからの紹介状を持った患者さんが受診。病院ならともかく1開業医の元へ全くの初診の患者さんを紹介したりされたりと言うことは有りそうで実際はほとんどなく、専門の腫瘍や美容のことでの紹介かと開封。

  紹介状には、その内科に以前からたまに受診されている患者さんで、数ヶ月前から皮疹が出来て、市内の開業医や大病院の皮膚科を何件受診したものの、皮疹は軽快せず、ついに内科Drの元に相談に行かれたとのこと。

 ここまではありがちなことですが、紹介状の締めの一文がふるっていました。

「数カ所の皮膚科を受診するものの改善しないため、信頼できる皮膚科を紹介してほしいと頼まれましたので、○○皮膚科を紹介させていただきます」。。

 鳴かせるセルフじゃありませんか。全く面識ない他科のDrから(面識ないからこういう勘違いな紹介状が書けるんだと某スタッフがつぶやいておりましたが(苦笑))こういう紹介状をもらえば、がんばらざるを得ません。

 たま~~にこんな事があると、年とともに低下気味の仕事に対するパッションがまた回復いたします。単純なんです。年なんていってられない。またこういう紹介状をいただけるように勉強しないと(^_^;)

 今夜は涼しくてビールはほんの少しですみそうです。

 

 


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陥入爪の治療 [お気軽皮膚科診療所]

 きょうは真面目な話題、、って、これが仕事ですから、普通の話題なのにどうも違和感がありますが。。

 形成外科も標榜科目ですので、陥入爪(巻き爪とはやや違います)の患者さん(本来は患者様と呼ぶべきなのでしょうが、何となく慇懃無礼の様な気がしてこのブログでは患者さんと呼ばせていただきます。)が度々来院されます。かつては迷わず鬼塚式という、爪と、爪床、爪根部も一緒に切除する方法で手術、これで治ることは治りますが、爪が小さくかっこわるくなり、手術後2週間位は歩くのに困るほどの痛みがあります。

 10年ほど前より、フェノール法という陥入している爪だけ切除して爪根部は切除せず薬で腐食させる方法が普及し、今は過半数の患者さんはフェノール法によって手術されていると思われます。私も昨日まではそうでした。術後の痛みは鬼塚法のようにはなく、それはそれで画期的ですが、爪はやはり小さくなり、再発の可能性もある程度避けられません。

 先月、ある講演会で全く知らなかったさらに画期的な方法(と私には思えました。)の話を聞きまして1カ月がかりで準備をし、材料を確保、患者さんも第一例でも良いからと理解して下さる人に出会い、きょう午後施行しました。少しの麻酔は必要ですが、爪を切ることもなく、翌日からは痛みもなく入浴可能、ガーゼ交換不要、、まさに願ったりかなったり、。これはガター法といってビニール菅を食い込んだ爪に挟み込んで人工爪で固めるという本当に患者さんに負担もかけない、簡単な方法です。(検索かければ多分でてくるかと)。

 昨日、どうしても聴きたいことがあって講演していただいたDR に思いきって電話したところ、懇切丁寧に説明していただきました。(こういう気さくなDR実は少ないですねぇ)

 きょう第一例を施行したばかりで効果を確認してはいませんが、さらに症例を積み重ねて、この方法で陥入爪は治療されるべきであると自分でやりなら思いました。

 医学にはこういう本来普及すべき手技がなかなか普及しない事例がたくさんあります。一つはこれをやっても儲からない、、なんて理由があるのかも知れません。(事実収入には成りませんが(-_-;) )。保険の問題も含めてクリアーすべき点はありますが、面倒だけで儲からなくても私はこの方法を名古屋ではやらせようと秘めた決意がありますが、さてどうなるやら。

 たまには場違いな話題もよろしいかと。

 誰か陥入爪の人が読んでいただきこういう方法があるんだと知っていただければ、書いたかいがあるのですがねぇ。

 


 香港旅行 [お気軽皮膚科診療所]

 10月第2月曜日が体育の日と決まってから水曜日の休診日も利用して恒例となった 3泊4日のスタッフ総出プラス一人のプチ海外旅行。今年は香港に行ってきました。  本来は上海の予定でしたが、例の反日ストなどが続いたため急遽変更。 7人中3人は香港へ行ったことがあり、全員が一度行けば十分と言うので早々に候補からはずしたのに、特殊事情でやむなく香港へ。  結果、全員大満足。おいしい中華を食べまくり、準スタッフのような卸の薬屋さんIさんと一日中飲みまくり、朝から夜中まで歩きまくり、スタッフは買いまくり、、、マカオではカジノでちょっとだけ散在し、大満足の4日間でした。

ビクトリアパークからの夜景も見事、でもそれにもまして、カオルーン側からビクトリア湾をはさんで香港島セントラルのビル群か織りなす光のファンタジー「シンフォニー・オブ・ライツ」は見事でした。それぞれの企業が協力して始めて成り立つ光のショー、日本では無理のような気がします。

 開業医仲間にこの旅行の話しをすると、費用の問題ではなく、従業員がそろって喜んで参加するということをうらやましがられます。「一緒に仕事をするのも嫌々なのにどうして旅行まで一緒にいかなきゃならないの」、なんて言われるそうで、良くできたスタッフに感謝です。

 


 昨今の美容皮膚科事情 [お気軽皮膚科診療所]

 土曜、日曜と京都で美容皮膚科学会。今年で23回目だそうですが、この名前になったのはつい最近のことで長い間どちらかいえばマニアックな会で参加者も少なかったように思います。 ホントにここ数年の皮膚科の興味は様変わり、美容と言う言葉に全く抵抗が無くなり皮膚科全体の学会でも美容分野のセッションは人だかり、アトピーはまだしも、水虫だとか、乾癬だとか、皮膚科本来の病気のセッションは閑古鳥、ところが大学の偉い先生方はまだそこのところが十分に理解されていない人が多く、また学会に美容をのさばらせてはいけないと言う思いもあるのか、美容の会場は総じて小さく、立ち見ならぬ、立ち聴きなんて事もしばしばです。  レーザー、ピーリング、イオン導入、脱毛、フォトフェイシャル、、まさに日進月歩でちょっと気を抜いているとついて行けません。本来医者しかできない脱毛をエステが普通にやる時代、トラブルも頻発しているようです。  我々はいかに安価に安全に効果を上げるか日夜考えています。施術を希望する側が客観的に医者を評価できるような方法が美容に関しては必要なのかも知れません。そうなっても言いように自己研修を怠らないようにしないとな~~と、学会終わって一人で生ビール飲みながら思いました(^_^;)

 歯医者さんとの懇談会 [お気軽皮膚科診療所]

 私の標榜診療科は皮膚科、形成外科、所属の医局は皮膚科です。

 皮膚科、まさに全身の皮膚疾患を専門分野とするわけですが、大学病院時代すっとやってきた仕事は皮膚腫瘍の診断、治療、。ところがいざ開業すると実際に診察する疾患は、アトピーや水虫、かぶれなどがメインとなり、全ての分野をまた勉強し直しながら10年以上が過ぎました。

 同じ中川区で日頃親しい歯医者さん、O先生が出来ました。同年代ですがきわめてアクティブに仕事され、ここ2,3年特に歯科金属と皮膚疾患の関係に興味を持たれ、必然的に皮膚科医の私が巻き込まれることとなりました。入局したての頃、歯科金属と掌蹠のうほう症という皮膚病(某女優さんがこの病気ではるばる東北の病院まで行ってやっと良くなったと騒いでいた病気です)の関係について一時話題となりましたがそれ以来皮膚科ではほとんど忘れ去られていた分野です。当然私も全く興味はありませんでしたが、歯医者さんから患者さんが紹介されてくるようになり、金銭的には全く割に合わないパッチテストという皮膚検査も当初は一人やるのに何十分もかかっていたのが数分で出来るようになりました。

 来院される患者さんは金属アレルギーとは全く関係ない事も多々ありますが、どんな結果が出ようと一様に満足されて帰って行かれます。本来皮膚科医が率先してやるべきパッチテストも、金属アレルギーも歯O先生に押されて無理矢理始めて今頃になってその重要性と医学的な興味深さに気づいたようです。

 昨夜はついにO先生が歯科医、皮膚科医に内科医も一人、全部で25人も集めて懇談会、O先生の行動力には頭が下がりますが、そこで約3時間、色々な発表や雑談が凄く勉強に成りました。

 改めて接触皮膚炎(かぶれのこと)、パッチテストのテクニック、金属アレルギーにぞうけいを深めようと決心しました(^_^;)

 懇談会後、矢場町の行きつけのバーで一緒に参加したT先生と懇談会の話題を再検討する予定でしたが、その前に酔ってしまったことが誤算でした。

 


アロマテラピー検定 [お気軽皮膚科診療所]

 もう1年以上前の話です。生保会社でFPをやっている知人から「アロマに興味ないか」というメールがきました。全く興味なかったものの外来をアロマの香りで満たすのも付加価値がついて良いのではと、、知人経由で何種類かのアロマオイルとランプを購入し、しばらくアロマを炊いていました。ところが、元々あまり気がなく、ランプの中身が無くなり、入れ替えるのが面倒でそのまま、、てな状態になっていました。

  日曜日、栄で学会があり(昼間の栄は2ヶ月半ぶり)、骨折以来2度目の地下鉄、何気なく中吊り広告見ると、「アロマセラピー検定」、こんなものがあることさえ初めて知り、試験は5月半ば、詳しいことはHPに書いてる様子。これは帰宅したら一度HP開いてて、これを機に勉強しよう、、、しかし、こんな思いも学会中に完全に忘却の彼方となりました。

 ところが忘却出来ないことに、、。

 終了後、近くのMデパートに新館が出来、カード会員のみ先行オープンで様子見てこいと、奥様に言われちょっと散策。地下をフラフラ見てたら目にとまった本が「アロマテラピー検定テキスト」、店頭にずらりと並んだテキスト、手に取って見てると綺麗な店員がすかさず検定用の問題集や実技用のアロマのセットもそろえてくれ、買い込んで帰ってきました。

 ただでさえ忙しくて首が曲がらないのに、さらに自分の首を絞めることになりますが、5月の検定は受けようと、願書もネットで注文済み。

 後は、道連れ探し、だれか、一緒に受ける人いないでしょうか?

 


患者さんからのメール [お気軽皮膚科診療所]

 ここのブログは診療所のHPのどこかにほんの小さくリンクが張ってあります。HPのアドレスには皮膚科に関しての相談や悩みなど、時々メールが来ます。

もちろん、読み次第即返信するように心がけています。

昨日始めて患者さんがHPよりここにとんで、ここのブログに登録してあるドレスにメールを頂きました。皮膚科に関してではなく純粋にこのブログを読んでの感想のような簡単なもので、最後にメールして失礼じゃないか、、的な事を書いてありましたが、とんでもない、、。

 診療所のHPは一応某歯科医さんの協力の下、真面目にアカデミック?に作ってありますので関係ない事でメールは来ませんが、一歩HPを離れれば気楽にメールも書けるようで、こういう関係を持てるのも今のところ嬉しい者です。みんなが出してレスできないような状態になると困るけど。

 

 


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戦力外通告 [お気軽皮膚科診療所]

我が診療所は水曜日も休診日、で、今週は金曜日が祝日。休みにはさまれた昨日木曜日は多少の混雑が予想されました。ところが折り悪く、滅多に休まないスタッフ2人がたまたま止む終えぬ事情で休まれる事になりました。

 前日さすがに2人休むと患者さんにご迷惑かけるかもと、ほんの数分対策会議、かつてもスタッフが2人かけた事が有りますが、その時は僕がしっかり動ける身、そう言う話が出た時に「あのときは僕がしっかり動けたけど、今は足のせいで動きがとれないからな~~、より大変かも、、」と話したところ、即座にかえってきた答、、「先生は初めから戦力として計算していないからご心配ぱいなく~~」、実質的な戦力外通告(汗)、困ったものです。

 予想通りの忙しさでしたが、仕事は外来は先ず先ず滞りなく終了。動けなくても、余り支障なしでした。さすがにスタッフは優秀です。ちゃんと院長の力量を把握しております。

 


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仕事が辞められない理由 [お気軽皮膚科診療所]

 医師になって約25年、何度やめたくなった事か。おそらくどんな仕事でもそんな事は日頃茶飯事と思います。ところがこんな事があるからやめられなくなるという出来事もたま~には有ります。

 そんな事が昨日。火曜の名古屋は1日冷たい雨で、気の滅入るような1日でした。午前の診療の終わり頃、ご夫婦が新患で受診されました。住所がなんと北陸の某市。何かついでがあったのかと思いながら外来で話を聞くとHPを見てわざわざ当院へ受診するためだけに名古屋へこられたの事。専門分野の皮膚腫瘍の相談でしたが、診察してゆっくり説明、「名古屋まで来たのは無駄だった」とおわれなければいいが~~、と思っていたところ、手術もここでしたいとの事。 

 こんな時は医者として大満足、、手術も通院を無駄と思われないようにしっかりやらないと(皆さん、しっかりやってますからご安心を)。

 たま~~にこんな事があると、、やめられません。。。

 

 


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